理学療法士RABIさんの転職歴、転職の理由や、苦労話、転職の良い所などをお聞きしました!

ニックネーム | RABI(@RABI32077961) |
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年齢 | 33歳(2020年4月時点) |
運営ブログ | https://www.rabichange.com/ |
現在 | 療養型の病院でリハビリ管理者として従事、将来デイ起業を考えている |
目次
理学療法士RABIさんの転職活動歴
職場1:療養型病院(維持期・回復期・訪問・老健・通所)を4年間
職場2:老健を5年半
職場3:療養型病院(ほぼ維持期)を1年半経過
初めての職場:療養型病院
勤務は8時半から17時までだったと思います。
母体が大きかったので、維持期・回復期・訪問・老健・通所と幅広く経験しました。先輩からは、PT・OT・ST分け隔てなく指導してもらい、勉強会にも病院負担でよく行かせてもらいました。
また、プライベートでの交友も多く、飲み会や旅行にも行ったり、公使共に私自身は楽しかったです。
給料はたしか手取り17-18万円でトップクラスに安い所でしたね。
なぜ、そこから転職しようと思われたのでしょうか?理由を知りたいです。
妻の実家近くへと引っ越すことを決意し、転職をしました。
2つ目の職場:理学療法士が運営する老健
就職サイト(何使ったか忘れました)も同時進行で利用しましたが、転職サイト経由ではなく、結局、自力で見つけたところに行くことになりました。
そこが、事業をどんどんと拡大していく時だったのと、周りの人間も手探りでやっていたのでとにかく忙しかったです。
少ない人数で多くの利益を求められる感じで大変でした。
利用者様の生活のマネジメントから介護の指導、部署の管理など行いました。
老健の立ち上げと増床に関わったり、介護保険の改定などの対策などは特に忙しく、残業は深夜に及ぶことも多かったです。
ちなみに、この職場では辞めるときに460万円ほどまで提示されました。
こんなにアップするのであれば、辞める辞めると言って、給料あげてもらってれば良かったなって思いました(笑)
また、管理業務が多くなり臨床の部分が少なくなってきたので、技術の向上と起業を行う為に自分の時間を作ろうと転職を考えました。
3つ目の職場:療養型病院(現在)
PTOTSTワーカーは、自分専任のアドバイザーがついて職場を紹介してくれたり、面接のアポを取ってくれたりします。便利でした。
リハビリとしては明確な目標が立てづらく、当院がリハビリを本格的に始めてまだ1年ちょっとなので手探りな感じです。
今は「個人」を診ていく部分にやりがいを感じています。同僚の先輩も技術的な部分や考え方など多くの事を学べています。
今は子供が小学生と幼稚園で、少しでも多くの時間を一緒に過ごしたいと思っています。夜ご飯を食べたり、土日には一緒に遊んだり、何よりの幸せをそこに感じますね。
【ご報告とお詫び】
私、RABIはデイを開設しようと昨年から準備をしていましたが、新型コロナウイルスの影響もあり、開設時期を決めかねていました。
そうこうしていたら、現職場のリハ科の人がやめたりで、体制を建て直して欲しいとの命を受けることになりました。
文字数が、、、リプにつづく— RABI@PT×管理者×安心できる地域を創る事を夢みる少年 (@RABI32077961) April 28, 2020
影で色々と動いており、道筋まで作る事は出来ましたが、結局は表で引っ張る事になりました
4人の部署ではありますが、こちらに全力をしばらくは注ぎますデイの開設は無期限の延期となりました。動向を応援して頂いていた皆様、相談に乗って頂いた方々、申し訳ありません。
文字数、、、リプにつづく
— RABI@PT×管理者×安心できる地域を創る事を夢みる少年 (@RABI32077961) April 28, 2020
これからは、リハビリ管理者RABIとして活動します。
ただ、起業の夢はまだ続いています。どんな形であれ、起業します!時代にあわせて起業します!
フォロワーの皆様、今後ともよろしくお願いします🙇♂️
— RABI@PT×管理者×安心できる地域を創る事が夢 (@RABI32077961) April 28, 2020
▲近々デイを運営したいと準備をしていたRABIさん。
コロナウイルスの影響で、現在は開業を見合わせリハビリ管理者として活動されています。熱い想いや理学療法士としてのキャリア、進化が止まらないRABIさん。
ここまでのRABIさんのまとめ
年収:転職する度に50万ずつアップしている!
RABIさんの年収は、このようにアップしています。
- 職場1(療養型病院):年収330万円程
- 職場2(老健) :年収400万円程
- 職場3(療養型病院):年収450万円程
職場2の老健は、辞めるときに460万円ほどまで提示。
辞める辞めると言って、給料あげてもらってれば良かったな(笑)とRABIさん。
RABIさんのブログでもご自身の給与についての記事が投稿されています。
転職のきっかけ:自分自身や家族の時間を大切にしたかった
RABIさんの転職のキッカケはこんな感じです。
- 第一子の出産
- 仕事に忙殺され、自分が本当にやりたいことは何なのか?分からなくなった
- 起業など、やりたいことをやれる時間が欲しかった
- 心の余裕が欲しかった
転職方法:PTOTSTワーカーなどの転職サイトを駆使
RABIさんの転職方法(職場1は初めての職場)はこんな感じです。
- 職場1(療養型病院):学校の就職募集。見学を10箇所程行き決めた
- 職場2(老健) :転職サイト(詳細不明)施設のHP
- 職場3(療養型病院):転職エージェント(PTOTSTワーカー)
理学療法士や作業療法士の転職は、専門の転職サイトがあるので上手に使うと良いです!
転職活動について
転職までに要した期間は?:1~3ヵ月
2箇所目は1ヶ月くらいです。2つだけ見学して、1つ面接で落ちました。
3箇所目は3ヶ月くらいです。2つ見学+面接でお断りし、3つ目に入りました。
転職活動で苦労した点は?:スケジュールの調整
400万円を転職の最低条件として思っていたのですが、そこの方から「10年目の平均年収は、役職なしで380万円ほどですよ」と言われたときには厳しいなと思いました。
結果、なぜか450万円のところに行けたんですけどね(笑)
あとは2次面接まである所は、
職場を見つける→面接調整→一次面接→そこから2次面接(翌週)→結果発表がまた1週間、とかでとにかく長い!
見つけてから結果が出るまで、結局3週間ほどかかったりしました(結局落ちましたが)
仕事しながらだと予定が合わなかったりもするので、時間的なスケジュールの余裕は必要ですね。
転職活動(面接時)でのアピール方法は?
とにかく「勉強がしたい」とか「どういう事を学びたい」とか。
ちなみに、面接を受けたところでは「面接では明るく笑顔で」って言われました。私はできませんでしたが(笑)
転職をして感じた難しさや学びとは?
医療職だからなのか、私が新しいやり方を提案してもうまく受け入れてもらいにくい部分を感じます。「郷に行っては郷に従え」とありますが、非効率なやり方は時折り苛立ちを感じます。
特に、患者様がどのような流れで入院から退院し、亡くなっていくのか、流れを知ることは大変重要です。現時点でのリハビリが、先を見越して行えているかどうかで意味が大きく異なります。
それが出来るかどうかが、私はPTとして最も大切な部分だと思います。
また、職場で働く人との関わりも増える事は人生にとって様々な学びが得られます。新たな人との関わりが、自分の知識や考え方の幅を広げることに繋がります。
ずっと同じ環境や同じ人とばかりではその点は難しいですからね。
転職でなく、パートで様々な職場を経験することもありかなって思ったりもします。私自身、放課後デイサービスや他老健にパートで働かせてもらい、そこでも多くの学びを得られました。
終わりに:転職を考えている人にアドバイス
戻れる所があれば、安心して働けます。これからはリハビリ業界もいつクビを宣告されるかわかりませんから、保険はあった方が良いです。あとは、転職活動の際、条件ははっきり明確に伝えましょう。妥協すると後々しんどくなってきます。
あと、やめると決めたら迷わずやめましょう!
職場から引き止めにあって、あれやこれや言われますが、自分の人生は一回きり。留まっても結局また辞めたくなる。善は急げ、すぐに辞めましょう!